最近、結婚式撮影で多くなってきたパターンがあります。
それはホテルやゲストハウス等の式場は使わない。
プロデュース会社もプランナーも使わない。
全て自分達で手配する。
衣装やヘアーメイク、写真なども自分で探して手配する。
そんなパターンです。
前回も今回も、そうでした。
そして今年は、こんなパターンでの撮影が続きます。
でもこれって、昔の結婚式のパターンに戻るだけなんですね。
結婚式が「業界」や「産業」になる前。
結婚式が純粋に自分達の物だった頃に。
その「業界」や「産業」に自分も身をおいています。
だからこそ2人がやりたい事が痛いほど伝わってくる事があります。
任せれば楽になるし安心だけど失う物もある。
自分でやれば大変だけど満足度が違う。
どちらが良い悪いではなく選択域は色々とある。
色んな価値観があるように色んなパターンから選ぶ。
これからの結婚式は、そういった事が増えるのではと思いました。
今回は朝の4時に起きて京都市の亀岡に行きました。
ヘアーセットは新婦さんが通いなれた美容室で行われます。
子供の時からお世話になってる美容師さんです。
その横では新郎さんが一生懸命に予習中です。
そして、とっても不安そうだったので言いました。
着付けの先生も僕達も。
そして神社の方もいるので安心してていいですよ。
すると、そうですね、っとホッとしたような笑顔。
そしてパタンと本を閉じてリラックスモードに(*^^)v
2人が結婚式を行うのは出雲大神宮です。
じつは僕はココには何回も来たことがあります。
でも地上から入ったのは1回だけ。
後は全て空から神社を眺めていました。
じつは神社のすぐ近くにはパラグライダーのエリアがあります。
なので、いつも上空からこの神社を目印にしていました。
神社の上空まで来て引き返す。
コンディションが良ければ更に遠くまでフライトする。
そんな事を繰り返していたので、ちゃんとお参りしよう!
そう思って子供が生まれる少し前ににお参りに行ったんです。
いままで空から失礼致しました、と謝りに(^_^;)
結婚式は境内の中央にある舞台で行われます。
室内では無く完全なフルオープンで360度開放です。
なので式には親族の人しか上がれませんが、その回りには人、人、人。
友だちや近所のおばちゃん、おじいちゃん。
お世話になった人が2人の式を一目見ようと集まってワイワイ♪
そして式も終わり披露宴会場の楽々荘へ移動前にスナップを少し。
でも、回りを多くの知人に取り囲まれヤンヤヤンヤの大喝采♪
2人は恥かしいやら嬉しいやら。
そんな和んだ空気で、いつまでも神社から離れたくない。
そんな雰囲気が漂っていました。
つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿